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有限会社マックコーポレーション
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人体メカニズム

皮膚の構造について

皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3つに分けられ、表皮は4層(手のひらと足の裏だけは5層)からなっています。スキンケアの対象は表皮です。

表皮は、下から順に、基底細胞層・有棘(ゆうきょく)細胞層・顆粒層・角質層の4層になっています。基底細胞層で細胞分裂が起こると、一つは母細胞として基底細胞層にとどまり、一つは有棘細胞層・顆粒層・角質層へと上がっていきます。これをターンオーバーといい、お若い元気な方で28日周期と言われているものです。

一番表面の角質層と二番目の顆粒層がバリアゾーンの役目を担っています。バリアゾーンは健全である限り、物質は何物も通しません。ウィルスや水の分子といった、極微小の物質ですら、バリアゾーンを通過することはできません。

基底細胞層で生まれた細胞は、顆粒層から角質層に上がる時、自ら核を無くして、死んだ細胞となります。
角質層とは、死んだ細胞の集まりです。爪は、皮膚が角化したものです。タコは角質が肥厚したものです。爪を切っても、タコを削っても痛くないことから、角質層が死んだ細胞であることはお分かりになることでしょう。

角質層=既に死んでしまった細胞ですから、角質層にしか影響できない化粧品を使っていても「枯れ木に水をやっている」のと同じことなのです。

皮膚の構造について

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バリアゾーンとは?

私の友人に化粧品メーカーの研究所の人がいます。その人がいつも「化粧品は夢を売る物だから、あなたのように本当のことを言うことが、決して正しい訳じゃない」と言います。
今から申し上げることは、お読み戴いた後に、「化粧品で何故キレイな肌になれなかったのか」をハッキリとご理解戴けることと思いますが、一方で「今までやってきたことは、何だったんだろう」と、何かを否定されたような気持ちになられるかも知れません。もし、そんなふうになられたら申し訳ありません。これから先、知らないで使うよりも、キチンと知って使うことの方を、私は選びたいと思うのです。

皮膚は、表皮・真皮・皮下組織に分けられますが、スキンケアの領域は表皮ですから、表皮についてお話しします。表皮は、下から順に、基底細胞層・有棘(ゆうきょく)細胞層・顆粒層・角質層の4層になっていて、顆粒層と角質層をバリアゾーンとよんでいます。(参照:皮膚の構造について)

バリアゾーンは一切の物質を通しません。水分子一つですら通しません。どんなに肌に良い物であろうと、どんなに細かくしようと、絶対に物質は通さないのです。ウィルスも通しません。私たちが、雑菌だらけの空間で生活できるのも、バリアゾーンがあるからです。

雑巾を絞る時、汚い水が手から体の中に入るかも知れないと心配しますか?  しないでしょう。
テーブルにこぼしたコーヒーを拭く時、手からコーヒーが染みこんでしまうと思ったことがありますか?
ないでしょう。(手にキズがある場合を除きます)  
バリアゾーンがあるので、雑巾水もコーヒーも体内には入らないのです。
では、顔は? 
顔の皮膚も手の皮膚も構造は同じですから、残念ながら、化粧品の有用成分も入りません。
叩き込んだり、包み込むように押さえても、中には入りません。

分子を細かくしたから(分子は分子であり、分けると別の物になるので、本当はこの表現は正しくありません)肌の奥深くまで入るとか、イオン化したらどうとか、機械を使ったらどうとか、よく聞きますね。それでも、絶対に入りません。

もしバリアゾーンを通して成分が中に入っていくのなら、商品の注意書きに、「手を殺菌消毒してからお使い下さい」「無菌室でお使い下さい」と、必ず書かなければならないでしょう。何故なら、手に付いている雑菌も一緒に体内に入ってしまうからです。実際には、そのような化粧品はありませんね。それが、肌の奥深くまで入らない、バリアゾーンを通過しないという証明です。

一方、本当にキレイな肌になるためには、基底細胞層で肌細胞が生まれる時に、健康で元気な細胞になっている事が必要です。でも、前述の通り、肌にはバリアゾーンがあるので、どんなに良いとされる物質も基底細胞層には届きません。

この難問を解決するためには、特殊技術(参照:インテリジェンステクノロジーとは?)が必要なのです。プレマリアは、この特殊技術を使って作られたものです。

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皮膚のはたらきについて

皮膚は下から「真皮」「表皮」という構造になっており、真皮の下には「皮下組織」があります。皮下組織は主に脂肪からできています。真皮には汗腺や皮脂腺があり毛細血管もあります。表皮には汗腺や皮脂腺の出口があるだけですが、激しい新陳代謝が繰り返されています。皮膚が果たしている役割を要約すると次のようになります。

1.保護作用

文字通り外部環境や衝撃、有害物質や細菌などから全身を守る働きの事で、多少の寒さや暑さ、打撲などの刺激が内部になるべく伝わらないようにしてくれるのが、皮膚の重要な働きのひとつです。同時に角質層・顆粒層(いわゆるバリアゾーン)という皮膚の表面が細菌や雨水の侵入を防ぎ、皮膚のメラニン色素が紫外線を吸収し、紫外線による皮膚への悪影響を防いでくれます。また皮膚に弾力性があるのも、外部の衝撃を軽くするためです。

2.分泌・排泄作用

皮膚には汗腺と皮脂腺があり、水分や皮脂、老廃物を分泌・排泄しています。本来は水と脂は混ざり合わないものですが、汗と皮脂にアカが混じることによって皮膚の表面に弱酸性の皮脂膜をつくり、これが細菌の侵入や皮膚の乾燥を防ぐという大切な役割を果たしてくれています。

その他、感覚作用、体温調節作用、吸収作用、呼吸作用があり、私たちの皮膚は実に様々な機能を発揮してくれています。

スキンケアの対象である「表皮」は、表面から順に「角質層」「透明層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の五つの層からなっています(透明層は手のひらと足の裏だけにあります)。基底層の細胞が分裂して有棘細胞が生まれ、これが徐々に表面の方に移動して顆粒細胞に変化し、やがて死んで透明層になり、この死んだ皮膚が幾層にも重なったのが角質層です。

この表皮は最も厚いかかとの部分で0.6mmぐらい、足に次いで手の表皮も厚いのですが、その他の部分では0.06mm~0.2mm程度しかありません。この薄さを考えれば、入浴の度に皮膚をゴシゴシ洗うことが皮膚にとってどんなに迷惑なことかが理解できるでしょう。

表皮の細胞の命は、誕生してから死んではがれ落ちるまでの、わずか約28日間しかありません。この細胞の死骸がアカですが、寿命がくれば自然にはがれ落ちるものですから、ゴシゴシこする必要はありませんし、化学ピーリングで無理矢理剥がすのは「百害あって一利なし」です。このように表皮では細胞が生まれて死んでいくだけの作業が営まれて、後は汗腺や皮脂腺や毛穴の出口があるだけです。この表皮が老化すると、新しい皮膚を生み出すスピードが衰え、皮膚が次第に薄くなっていきます。若い時はアカがたくさん出たのに、歳とともに少なくなるのもこのためです。

真皮は上から順に「乳頭層」「乳頭下層」「網状層」の3層に分けられます。真皮にはコラーゲンと呼ばれるタンパク質からできたコラーゲン線維と、エラスチンと呼ばれるタンパク質からできているエラスチン線維があり、この線維が網の目のように配列され、バネのような役割を果たすことによって肌の弾力が保たれています。

表皮の下の乳頭層は表皮と平らな層が重なっているわけではなく、凹凸で組み合わされています。そして皮膚をつくる基底細胞は乳頭層の出っ張った部分、つまり乳頭部分から栄養を受けています。栄養を運んでくるのはもちろん「毛細血管」です。若いうち(元気なうち)はこの乳頭部分には十分な水分が保たれており、この水分と皮脂腺からの脂肪の分泌により、みずみずしく艶のある肌を保っていられるわけです。

ところが歳とともに、まずコラーゲン線維の老化が起こります。線維自体が細く短くなってしまうと同時に、網の目状の構造が崩れ、バネの働きが弱ってしまうことになります。その上、乳頭層の水分は減少し、さらに乳頭の凹凸が次第に平らになり、皮膚の弾力がなくなってシワができるとともにみずみずしさや艶も失われ、皮脂腺や汗腺の機能も衰えて肌がカサカサになります。これが肌の老化といわれるものです。

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髪の毛の構造と働きについて

髪の毛の構造と働きについて
1)髪の毛の役割

髪の毛の役割は大きく言って二つあります。一つは、体を保護する役割です。私たちの大切な頭部を直射日光や、暑さ寒さから守っています。また、外部から何らかの衝撃を受けた時、クッションになってくれます。二つ目は、体に有害な水銀などの重金属やヒ素等の毒物を体から排泄する役割(だから水銀やヒ素を体内にどれだけ摂り込んだかを調べるのに、髪の毛を使うのです)です。敢えてもう一つ役割を加えるとすると、美容上のもの、つまりヘアスタイルということになります。

2)髪の毛は皮膚の一部

髪の毛は体の中で、決して特別な存在ではありません。髪の毛は爪と同様、皮膚の一部と、科学的には考えられています。また、その成分も皮膚と非常に類似したタンパク質です。ただ皮膚と違うのは、一度傷ついてしまうと自分で治すことができないことです。というのも、私たちに見えている部分の髪の毛は、その細胞だけを見ると生命活動を停止した、いわば死んだ細胞からできているからです。そのため感覚がなく、傷ついてもわかりません。皮膚ならば傷つくとすぐに「痛み」という感覚でわかり、手当を行うことでたいていの場合は回復させることができます。しかし髪の毛は傷んでいると感じる感覚がないので、外観で傷んでいるとわかる頃にはかなり損傷が進んでおり、取り返しのつかない状態になっていることがあります。

3)髪の毛の性状

私たち日本人の髪の毛の特徴は、一言で言えば「黒色・直毛」です。欧米人のように、同じ国の人でも様々な髪の色や形状をしているのではなく、ほとんどの人が黒くてまっすぐな髪をしています。髪の毛の形状を外観で大きく分けると、直毛・波状毛・縮毛の3種類に分けることができます。断面で見ると、直毛は真円に近く、波状毛は楕円形・縮毛はおむすび形をしています。こうした違いは毛根の形状の違いによります。

4)髪の毛の色

髪の毛の色は、その中に含まれるメラニンという色素顆粒の種類と、その量や大きさによって決まってきます。髪の色は、メラニンが光を吸収するので、その量が多ければ黒く見えます。その反対にメラニンが無いと、光は全部反射されて白く見えます。その他の色の髪の毛もこの量の多少が関わってきます。メラニンの多い順に髪の毛の色をあげると、黒、ブラウン、赤、ブロンド、白となります。また、メラニンは顆粒として存在し、粒が大きい場合は黒く、小さい場合は赤系統やブロンドになります。

5)髪の毛の数

日本人の髪の毛の数は平均10万本です。頭皮の面積は約500~750cm2(平方センチメートル)で、1平方cm2(平方センチメートル)に生えている髪の毛は約200本です。

6)髪の毛の成分

タンパク質、水分、脂質、色素、微量元素等です。タンパク質と水分とでそのほとんどを占めています。髪の毛のタンパク質と皮膚のタンパク質は少し性質が異なります。髪の毛や皮膚を構成しているのは「ケラチン」というタンパク質です。
ケラチンは硬いタンパク質の一種ですが、その中でも硬ケラチンと軟ケラチンに分かれます。髪の毛や爪は硬ケラチンからできているので硬く、皮膚の表皮角質層は軟ケラチンからできているので、比較的軟らかいのです。しかし、髪の毛の硬ケラチンもタンパク質であるため、熱による変性やアルカリに弱い性質は共通です。
ケラチンはほかのタンパク質同様「アミノ酸」でできており、そのアミノ酸の種類は約20種類あります。中でも「シスチン」というアミノ酸が多く、それがケラチンの性質を特徴づけています。髪の毛のケラチンは、アミノ酸がペプチド結合で長く鎖状につながり、それらはさらに隣り合うペプチド結合中のアミノ酸の側鎖といろいろな結合をしています。この側鎖結合によって、髪の毛は曲げてもすぐに元に戻るという弾力性を持つことができます。
髪を曲げたままにしたい時は、側鎖結合の水素結合やシスチン結合をまず切り、そしてずれた位置の異なる相手と結合させることによって、思うままのウェーブを作ることができます。
ブロー仕上げが水素結合の相手をずらしたものであるのに対し、パーマはシスチン結合の相手をずらしたものです。

7)髪の毛の水分

髪の毛には約11~16%の水分が含まれています。また外界の湿度にも敏感で、湿度が高ければ空気中の水分を吸収して膨潤・伸長し、湿度が低くなると乾燥して収縮します。髪の毛の伸縮率は非常に正確で、その性質を利用して「湿度計」も作られているほどです。たとえば、水の中につけた髪の毛は約35~45%もの水分を含んでいます。シャンプー中の髪の毛は、水分を含んで太くなっているのです。

8)髪の毛の構造

髪の毛は、目に見える、つまり皮膚から出ている部分=毛幹と、目に見えない皮膚の中にある部分=毛根とに大きく分けることができます。髪の毛は毛根の部分で細胞が分裂し、それが次々に押し上げられて形成されて伸びていきます。このプロセスを角化といいます。毛根で分裂したばかりの細胞はまだ生きているのですが、毛根の上部に達した段階で、すでに角化は終了しています。つまり毛根部分の髪の毛は生きていても、皮膚表面に出ている毛幹部分は、既に生命活動を停止した、いわば死んだ細胞となっています。

9)毛根の構造

髪の毛を創り出している製造工場とも言える毛根は「毛包」という袋のようなもので包まれています。髪の毛を無理矢理引き抜いたりすると、その根元に透明の膜状のものがついてくることがありますが、それが「毛包」です。毛根の一番根元の膨らんだ部分が「毛球」です。この毛球の底の部分は凹んでいて「毛乳頭」と呼ばれ、毛細血管が入り込んでいて髪の毛を成長させる栄養分を運んでいます。その栄養を受けて分裂している細胞が「毛母細胞」で、毛乳頭と接している部分に取り巻くように存在しています。ここで分裂した細胞が、角化をしながら上へ上へと押し上げられて、髪の毛は伸びていきます。

10)毛幹の構造

毛幹、つまり普段私たちが髪の毛として目にしている部分の断面を見てみると、3層に分かれているのがわかります。外側から「キューティクル(毛表皮)」「コルテックス(毛皮質)」「メデュラ(毛髄質)」と呼ばれています。
キューティクルは、半透明のうろこ状の形をしていて、硬いタンパク質でできています。このうろこ状の片は、根元から毛先の方向へ少しずつずれながら重なっています。ちょうど筍の皮のような状態で、内側にあるコルテックスを取り巻いて保護しています。重なっている枚数は髪の毛によって異なりますが、5~10枚くらいです。
キューティクルの役割の一つに、髪の毛の保護があります。外界の物理的・化学的刺激から、髪の内部のコルテックスを守っています。またキューティクルがあることによって、髪の毛にツヤが生まれます。髪の毛のツヤは美しさの基本とも言えますが、ツヤは髪の毛が鏡のように光を反射することによって生まれるのです。
したがって、髪の表面のキューティクルが規則正しくきちんと並んで、なめらかな状態であればツヤがありますが、髪の毛が傷んでキューティクルが欠けたり、はがれたりしてくるとツヤはなくなります。さらにキューティクルがきちんと並んでいると櫛通りもよく、ヘアスタイルも作りやすくなります。

コルテックスは、髪の毛の約80%を占め、髪の毛の物性を決定づけています。その主成分はキューティクルよりもさらに軟らかいタンパク質です。その構造は、皮質細胞と細胞間充物質(マトリックス)に分かれて、それぞれの役割を持っています。皮質細胞は、さらに微細な組織(マクロフィブリル、ミクロフィブリル、プロトフィブリル)によって成り立っています。ここで髪の毛の強さや弾力性が決まってきます。また細胞内にメラニン色素を多く含み、髪の毛の色を決めているのもこの部分です。
皮質細胞の間に存在しているのが細胞間充物質で、ここでは髪の中の水分をコントロールしており、髪の毛の柔軟さやしなやかさを決定しています。
髪の毛の中心部にあるメデュラは、空洞を多く持った蜂の巣状の細胞でやはりタンパク質でできています。このメデュラは、どの髪の毛にも一定に存在するのではなく、髪の毛によって量が違います。太い髪の毛ほどその量は多く、細い髪の毛では少なくなります。また、細い髪の毛の中には、全く存在しない場合もあります。メデュラは、髪の毛の化学的・物理的特性にはほとんど関わらないと考えられています。ただ、寒冷地の動物の毛はメデュラが約50%以上を占めており、そのメデュラの空洞が保温の役割を果たすなど、生存のために重要な役割を持つと言われています。

11)髪の毛の発生

髪の毛はいつ頃から生えてくるのでしょうか。生まれたばかりの赤ちゃんには、もう立派な髪の毛が生えています。髪の毛は生まれる前に、既にお母さんのお腹の中で生えているのです。
ヒトの髪の毛は、生命が芽生えてから9~14週間で、皮膚ができてくるのと同じく発生します。そして胎生5ヶ月くらいで、まず「うぶ毛」と呼ばれる初めての髪の毛が完成します。胎生8ヶ月頃からそのうぶ毛は「軟毛」という毛に生え変わり、軟毛のまま人は誕生を迎えます。そしてさらに誕生後3~6ヶ月目ぐらいには「硬毛」に生え変わってきます。
現在私たちの頭に生えている髪の毛は、この硬毛と呼ばれる髪の毛です。生まれる前に生えている「うぶ毛」は、私たちが日頃うぶ毛と呼んでいる毛とは、また別の物です。
俗にうぶ毛と呼ばれる毛は軟毛のことを言います。うぶ毛と軟毛はよく似ており、メデュラがなく軟らかい髪の毛で、メラニン色素も少ないので茶色い色をしています。軟毛は成人でも額の生え際などに生えていることもあります。
また男性にとっては困ったことですが、男性型脱毛症になると、硬毛が軟毛に逆戻りという現象も見られます。
それにしても、このお母さんのお腹の中で抜け落ちてしまう「うぶ毛」って、見ることができないのでとても神秘的な感じがしませんか?
赤ちゃんの髪の毛の量と大人の髪の毛の量は、ずいぶん違いがあります。大人の方がはるかに髪の毛の本数が多いように思います。でもその髪の毛が生えている「毛穴の数」は、生まれた時と同じなのです。違いは、同じ毛穴に生えている髪の毛の種類や太さと本数です。
大人の頭皮の毛穴には、通常3本の硬毛が生えています(「三毛群」といいます)が、赤ちゃんの場合、生後3~6ヶ月ぐらいまでは軟毛で髪の毛が細く、一つの毛穴に3本も生えていないからなのです。また、たとえ硬毛に生え変わったとしても、大人に比べて細く、三毛群を形成していないからなのです。

「オバQ」も毛が3本でしたね。
イソノ波平さん(サザエさん)は三毛群の最後の1本が残っているだけなのですね。

12)髪の毛の一生=ヘアサイクル

髪の毛は永遠に伸び続けるものではなく、平均して4~6年の寿命で生え替わっていて、ある程度の成長を続けた後、自然に脱毛し、また同じ毛穴から次の髪の毛が生えてくるのです。このように髪の毛は、ある一定の周期で生え替わっています。この周期を「ヘアサイクル」と言います。
ヘアサイクルは三つの時期に分かれています。成長を続けている「成長期」、成長が止まって抜ける準備に入る「退行期」、完全に成長が止まっている「休止期」の三つです。成長期から退行期、休止期、そしてまた成長期というサイクルを繰り返します。その成長期から次の成長期までの一周期が、つまり髪の毛の寿命で、女性の場合平均4~6年というわけです。

「成長期」:髪の毛全体の約85~90%が成長期です。髪の毛の一生の中でも、成長期がそのほとんどの時間を占めています。成長期には、休止期の髪の毛の毛包が、真皮内に下降を開始し、毛球部分が元の深さのレベルまで達すると、毛母細胞が新しい毛を産生し始めます。次に新しい髪の毛は、休止期の髪の毛を押し上げて脱毛させます。その後、退行期まで盛んに成長を続けます。

「退行期」:髪の毛の全体の、わずか1%程度が退行期です。退行期の期間はわずか2~3週間です。退行期には、髪の毛の毛包の収縮が始まり、細胞分裂を停止して、休止期に入ります。

「休止期」:髪の毛全体の10~15%が休止期です。休止期の期間は数ヶ月です。休止期の髪の毛は上の方に押し上げられ、毛包の深さは約三分の一になっています。

13)正しいヘアケアの大切さを認識しよう

以上の説明で、髪の毛が如何に私たちにとって大切なものか、また髪の毛が本当に皮膚と類似した物であることがお分かり戴けたものと思います。毛母細胞が「基底細胞」ですし、毛母細胞の下は「真皮」です。さらに、髪の毛も「角化」していきます。
皮膚も髪の毛もタンパク質です。タンパク質はアルカリに弱く、故に通常の石けんシャンプーでは頭がバクハツしてしまうのですし、リンス等に含まれているタール色素によりタンパク質である髪の毛が破壊されていくわけです。
ただ単に汚れを落とせばそれで済む問題ではないということをご理解戴けたものと思います。

ヒトの髪の毛は、いつも量が一定に保たれています。例えば動物のように季節ごとに一斉に脱毛して生え替わったりせず、髪の毛一本一本のサイクルは異なります。ですから、一度に抜けることなく、毎日自然に髪の毛が抜けていくのです。ヘアサイクルという新陳代謝で抜ける髪の毛は、一日あたり50~100本、おおよそ80本程度と言われています。

自然脱毛は、毛根の形がマッチ棒(棍棒状)のようになっています。異常脱毛の毛根は棍棒状ではなく、萎縮していたり変形していたりするので判別できます。頭髪は「女性ホルモン」が100%支配していますので、女性がハゲることはとても不自然です。閉経後の女性であってもハゲません。よほどの高齢になれば別かも知れませんが、かなりの高齢になっても女性は髪が多くて当たり前なのです。「碧の黒髪」というのは女性の髪に対する固有名詞です。